中国がクラウドファンディングのビジネスでアイデアを勝手に製品化している

中国がクラウドファンディングのビジネスでアイデアを勝手に製品化している■ 中国がクラウドファンディングのビジネスでアイデアを勝手に製品化している

http://www.excite.co.jp/News/it_g/20161031/Slashdot_16_10_31_0828232.html

クラウドファンディングとは、アイデアを公表してそれに賛同してくれた人から資金をもらうことができるサイトの名称です。

最近では、キングコングの西野亮廣さんが、自らの夢を叶えるべく、クラウドファンディングで資金を集めたことが話題になりました。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/102300239/102300002/

クラウドファンディングでは、主に次の2つのカテゴリーが公開されています。

  • 最新テクノロジーで新しい商品を生み出す
  • 夢を実現する、あるいは困ったことを解決する

キングコングの西野さんの場合は、後者の「夢を実現する、あるいは困ったことを解決する」ためにクラウドファンディングを利用したことになります。

では前者の「最新テクノロジーで新しい商品を生み出す」場合はどうかといえば、次の例が挙げられます。

http://news.mynavi.jp/articles/2016/09/26/kagura_1/

http://www.sankei.com/economy/news/161005/prl1610050231-n1.html

http://japan.cnet.com/news/service/35090683/

クラウドファンディングで資金が集まったとしても、そのお金を発案者が手にするのは、早くても1ヶ月後、遅ければ3ヶ月以上あとになることもあります。そこから実際の製品化を始めるわけですから、「最新テクノロジーで新しい商品を生み出す」のは意外と時間がかかるわけです。

クラウドファンディングで資金を集めるには、クラウドファンディングのサイト上で自分のアイデアを披露しなければなりません。

そのアイデアは誰でも見ることができ、また実際の商品化には時間がかかるので、それを中国人が勝手に製品化していることが、今回問題とされているわけです。

現状で、根本的にこれを解決する方法はないでしょう。

そもそも、クラウドファンディングのアイデアをパクっているのは、中国人だけではないはずです。世界中の多くの人が、クラウドファンディングのアイデアをパクって商品化したり、あるいは少し機能を変更するなどして、商品化しているはずです。

ですからこの問題は、中国人にあるわけではなく、詰まるところクラウドファンディングの仕組みの問題です。

クラウドファンディングのアイデアパクり問題を解決するには、

  • アイデアの概要だけ公開し、核心部分は隠す
  • クラウドファンディングを会員制にし、アイデアは特定の人だけに公開する
  • クラウドファンディングでアイデアを公開する前に、国際特許を取得する

などが挙げられます。しかし、どれも根本的な解決にはなりません。

クラウドファンディングを会員制にしてアイデアを特定の人だけに公開したとしても、その人が外部に漏らしてしまえば意味がありません。クラウドファンディングでアイデアを公開する前に国際特許を取得するのも、現実的には無理でしょう。

そもそも、ネット上で公開されているビジネスのアイデアやノウハウは、いくらパクっても問題ありません。むしろ、多くの人が他人のアイデアをパクって新しいビジネスを始めたり、儲けたりしています。他人のアイデアをそのまままねすれば、見つかったときに問題になるでしょうが、少し表現を変えてみたり、新しい機能をつけて自分のビジネスにしてしまうことは、誰でもやっていることです。

「中国がクラウドファンディングのビジネスでアイデアを勝手に製品化」と聞いて、もしあなたが「けしからん!」と考えるのであれば、あなたがビジネスで成功するのは難しいかも知れません。

「中国がクラウドファンディングのビジネスでアイデアを勝手に製品化」と聞いて、もしあなたが「すばらしい! オレもやろう」と考えるのであれば、あなたがビジネスで成功する可能性はとても高いでしょう(笑) 良くても悪くても、ビジネスとはそういうものだからです。

その場合は、クラウドファンディングのアイデアをそのままパクるのではなく、改良したり、新しいアイデアをつけたりして、より進化したあなたオリジナルの商品やサービスにするといいと思います。

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