お金と電子書籍の非常識な関係 - 電子書籍で成功する秘密がわかる本

【目次】━━━━━━━
■電子書籍の「出版ノウハウ」は間違いだらけ!
■なぜ「一太郎、ワード、でんでんコンバーター」を利用してはいけないのか?
■Amazon Kindleの印税を当てにした計画は将来必ず破綻する
■電子書籍は10年に一度の大チャンス!
■紙のようなディスプレイが登場したとき電子書籍が爆発的に普及する
■注目の電子書籍プロデューサーとは?
■電子書籍著者の4タイプ
■なぜ一太郎、ワード、sigilを利用してはいけないのか?
■なぜ「でんでんコンバーター」を利用してはいけないのか?
■電子書籍の出版プラットフォームとお金の話
■電子書籍で最適な価格設定とは?
■Amazonのプライスマッチとは?
■電子書籍のプラットフォームと価格戦略の正解とは?
■Amazon Kindleは楽天koboの10倍売れる!
■Amazon Kindleの価格設定と販売数の関係とは?
■電子書籍の表紙デザインとお金の話
■新興国や発展途上国の貧困層にとって電子書籍は夢のようなビジネスモデル
■『日刊 電子書籍 無料速報』(http://scrts.jp/?p=4560)

【本文より抜粋】━━━━━━━
■電子書籍の「出版ノウハウ」は間違いだらけ!

2015年12月14日(月)、私はそれまで約1年間書きためてきた38冊分の原稿を、電子書籍として一気に出版しました。「一気に」というのは「一日で」という意味で、この日を境に私は38冊の電子書籍の著者になったわけです。

なぜ12月14日だったのか、なぜ38冊だったのかは重要ではなく、「一気に」出版したことにより、世の中にはびこる電子書籍の出版ノウハウは間違いだらけだとわかりました。

原稿の執筆は、小説も含めて全て自分自身で書いていますし、表紙はAdobe社製のフォトショップという専門ソフトを使って自分でデザイン制作しています。原稿をEPUB形式(後述)への変換し、Amazon Kindleにアップロードして出版するところまで、自分ひとりで行っています。

つまり、電子書籍を出版するために必要はことは、誰の手も借りず全て自分自身で行っており、この実体験を元に、電子書籍の出版に興味がある方、すでに電子書籍を出版している方に、正しい電子書籍の出版ノウハウを、できるだけたくさんご紹介しようと思います。

なお、Amazon Kindleや楽天koboの登録方法、米国の税務と売上を受け取る銀行口座、電子書籍の制作方法、2つのレイアウト形式、各サイトの管理画面の使い方などについては、すでに多くの方が情報を公開しているので、本書では触れません。

■なぜ「一太郎、ワード、でんでんコンバーター」を利用してはいけないのか?

電子書籍を出版する手順やノウハウを紹介した書籍は世の中にたくさんあります。これらの書籍では、電子書籍を出版するには、「一太郎、ワード、でんでんコンバーターなどを利用するとよい」(各ソフトやサービスの詳細については後述)と書かれています。

あなたが電子書籍を出版しようと思ったとき、そのノウハウを紹介している書籍を読めば、きっとこれらのツールやサービスが電子書籍の出版に最適だと考えるでしょう。実際、私もそうでした。

しかし、これは大きな間違いです。私も最初は「なんとかなるだろう」とワードで執筆したり、sigilや最新版の一太郎を購入して試してみたり、テキストエディタ(長い文章を書くのに適したソフト)で原稿を書いてでんでんコンバーターでEPUB形式に変換していたのですが、これが大失敗だったことにあとで気づくことになります。

もちろん、一太郎、ワード、でんでんコンバーターは、それぞれ素晴らしいソフトでありサービスです。しかしそれは、電子書籍をトータルで5冊しか出版しない人だけに当てはまることです。電子書籍の可能性に気づき、30冊、50冊、100冊と出版する人にとって、これらのソフトやサービスは絶対に利用してはいけません。

一生のうちで出版する電子書籍は5冊までと決めている人であれば、これらのソフトやサービスを利用してもいいでしょう。しかし、電子書籍の将来性に気づき、できるだけたくさんの電子書籍を出版しようと考えている人、あるいは電子書籍の編集者や電子書籍プロデューサーになって他の人の出版をサポートしたいと考えている人であれば、これらのソフトやサービスは絶対に避けるべきです。その理由は、本書を最後までお読みいただければ、わかるようになっています。

■Amazon Kindleの印税を当てにした計画は将来必ず破綻する

さらに、電子書籍の出版ノウハウを紹介する書籍では、「AmazonのKindleなら、印税は35%または70%のどちらかを選べる」、「kindleの印税は高額だから、あなたも小説家として印税生活という夢が実現する」などと書かれています。

kindleの高額な印税を元に、電子書籍のノウハウを紹介している書籍では、「小説家を目指して高額の印税を手にしよう!」「小説家として印税生活も可能!」などと解説しているのです。

しかしこれも、大きな間違いと言わざるを得ません。確かに電子書籍の印税は35%または70%などと高額です。しかしそれは「現在」の話です。この高額の印税が将来ずっと続くという保証はありません。

おそらくAmazonは、電子書籍が普及したあと、印税率を大幅に下げてくるでしょう。いまの「35%または70%」から、半分以下の「15%または30%」程度に下げると思います。つまり、現在の高額な印税をあてにして小説家を目指してしまったら将来破綻する、ということです。

なぜそのようなことがわかるかと言えば、Amazonに限らず、Google、マイクロソフト、Appleなどの世界的なIT企業は、そのビジネスが成功するまでは利用者に高額の報酬を提供し、それが普及したあとは当然のようにその報酬額を大幅に下げてくるからです(最初は無料で提供し、あとで有料化するという手法もよくとられます)。

ですから、高額な印税を当てにした計画は、近い将来必ず破綻します。

* 「一太郎、ワード、でんでんコンバーター」は利用してはいけない。
* Amazonの高い印税率を当てにした計画は、近い将来必ず破綻する

ではそうすればいいのか?

それを解決するのが本書の目的です。
(本編に続く…)

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